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公益社団法人岩手県看護協会は県内の看護職が組織する専門職能団体です。

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保健師職能委員会

令和3年度看護師職能集会


 令和年度の看護師職能Ⅰ・Ⅱ合同主催とした看護師職能集会は、テーマを「傷つかない、傷つけない看護のために-医療メディエーションの活用-」と題し、講師に中西淑美先生(山形大学医学部総合医学教育センター准教授)、座長に肥田圭介先生(岩手医科大学医学部 医療安全学講座教授)をお迎えし、28日(月)にZOOM併用での開催としました。
 医療メディエーションは、私たち医療者側が患者・家族やその他の関係者との間に生じた問題に対応する際、お互いの理解を深め対話を促進することで、信頼関係の再構築を支援する仕組みを用いた問題解決の方法をいいます。中西先生からは、看護師の立場により近い視点で「コロナ禍と看護職」「コンフリクト(認知齟齬)からみた紛争認知過程」「医療メディエーションという取り組み」の内容を具体的な事例を交えて説明していただきました。「コロナ禍での看護職」は今まさに、コロナ病棟で患者と向き合う看護師や看護管理者の思いや葛藤を取り上げ、倫理的な視点で物事を考えることを忘れてはいけないことを教えてくださいました。さらに、起こった出来事に対し、それぞれの立場が異なると見える物、考え方に違いがあるため、対話の過程こそが大切であり、「ネガティブな感情が生まれたら対話の過程を見つめ直す」ことを真摯に伝えて下さいました。看護職が自分自身を大切に思い行動することが相手を思いやることに繋がり、「傷つかない、傷つけない看護」となることを学び、今後に活かす示唆を得ることができました。講演の最後に、中西先生が贈ってくださった応援歌「The rose」は1980年に発表された曲です。曲を聴きながら癒され、明日への元気につながる職能集会となったと思います。ある番組の主題歌で耳にした方もいると思います。みなさんも是非、聞いてみてください。  
 昨年度、会員の皆様からいただいた「岩手県での研修の開催形態として今後も活用してほしい」というご意見を踏まえ、感染対策を考慮し、Web会議システムZOOMを併用開催としたところ、ZOOM 30回線から65名、現地25名(関係者を含む)の参加がありました。参加者からは「認知フレームを意識することの大切さを学んだ」「自分の思いに向き合うことの大切さを学ぶことができた」「身近で悩んでいるテーマであったため、医療事故対応や相談対応の場面を振り返る機会になった」等の感想をいただきました。「参加しやすかった」などのご意見も聞かれました。
 今後も、会員の皆様からの様々なご意見を伺い、事業に反映させてまいります。引き続きよろしくお願いいたします。


 ・アンケート結果(PDF)






助産師職能委員会

令和3年度助産師職能委員交流会
(開催日時:令和3年8月7日(土)10:30~12:00)

 「コロナ禍における妊産婦・家族へのケア ―現状を共有し、これからを考える―」をテーマに、参加者11名の打ち解けた雰囲気の中、助産師職能交流会が行われました。
 はじめに、職能委員長の蛎崎奈津子(岩手医科大学看護学部)より全国助産師職能委員長会の報告があり、その後、「県内各施設におけるコロナ禍の妊産婦・家族へのケアの現状」について意見交換がなされました。
 年以上も続いているコロナ禍で、各施設でCOVID-19濃厚接触者、陽性者への対応マニュアルやフローが整備され、対応シミュレーションが行われている事や、面会・夫立ち会い分娩・集団指導の現状を共有することができ、県境地域での隣県のCOVID-19流行状況も考慮した感染拡大防止対策などを学ぶことができました。
 また、現状を共有することで、妊産婦とその家族に最善のケアを提供するために、今まで慣例的に行っていたケアの改善の方向性を見出すことができた交流会となりました。





令和3年度WHC研修会
(開催日時:令和3年7月31日(土)13:00~16:00)

昨今、子どもの虐待や周産期の精神障害など周産期をめぐる心理社会的問題が浮き彫りとなり、コロナ感染症により妊産婦がさらに孤立を深める中で、家族や社会の協力を得ながら健やかに母子が成長するための支援が求められています。
 今回、助産師・産科領域で勤務する看護師・産科管理者を対象に研修会を開催し、
25名(助産師23名・保健師名・看護師:名)の参加がありました。
 
講演はZoomで行われ、つくばセントラル病院産科医の田中奈美氏より「メンタルヘルスに課題を抱える妊産婦の支援」をテーマに、周産期のメンタルヘルスの重要性についての講義がありました。後半は、他職種の役割・活動内容を知り、必要な支援と円滑な連携を考えるという趣旨で、人の方から話題提供をしていただきました。人目は医療ソーシャルワーカーの立場から、岩手医科大学附属病院の齋藤有香氏より、MSWとして実際に行っている介入について紹介いただき、きめ細やかな取り組みを知ることができました。人目は児童相談所職員の立場から、岩手県福祉総合相談センターの小笠原奈穂子氏よりお話をしていただきました。児童虐待の現状と課題から切れ目のない支援が行われていることを知ることができました。
 
研修後のアンケート結果からは、具体的でわかりやすく、すぐに実践できる内容であり、満足度が高かったことが伺えました。質疑応答の時間では、岩手県内の精神科の緊急入院先や、切れ目のない支援をするための取り組みなどについて情報共有をすることができました。この研修を機に、妊産婦が現在置かれている状況から必要な支援について考えることができました。





令和3年度保健師・助産師職能合同集会
(開催日時:令和3年6月19日(土)13:30~15:30)
 
 出産後の母親や子どもに対する「産後ケア事業」などの社会的な要請を受け、保健師・助産師等の看護職は、子育てしやすい環境づくり・子育て支援に一層重要な役割を果たすことが求められています。そこで、保健師・助産師等、子育て支援に関わる看護職が一堂に集い、岩手県の母子保健の現状や先駆的な産後ケアの取り組みについて学び、子育て支援の推進を図ることを目的に、保健師職能と助産師職能の合同集会を開催しました。52名(保健師25名、助産師22名、看護師5名)の参加があり、産後ケア事業への関心の高さがうかがえました。
 「母子のための地域包括ケアシステムの推進-産後ケア事業の構築に向けて-」をテーマに、岩手県看護協会 副会長の奥寺三枝子氏を座長とし、3名の講師にご講義いただきました。岩手県保健福祉部子ども子育て支援室 室長の中里裕美氏より、岩手県における母子のための地域包括ケアシステムの推進について、行政の取組みと現状の説明の後、奥州市健康こども部健康増進課親子みらい係主任保健師の伊藤睦氏より奥州市における自治体の取り組みの紹介、さらに奥州市総合水沢病院主任助産師の菅原香代氏より奥州市総合水沢病院での産後ケアの実際の紹介がなされました。その後の意見交換では、岩手県内のその他各市町村における産後ケア事業の取り組みの事例紹介、現状に関する情報提供や意見など活発な発言がみられました。
 集会後のアンケート結果からは、コロナ禍で研修会参加の機会が減っている中、共通目的を持つ看護職同士が顔を合わせ、岩手県全体の産後ケアへの取り組み状況や課題について理解と共通認識を持ち、意見交換することで、参加者のモチベーションアップにもつながり、満足する内容であったことがうかがえました。さらに保健師職能、助産師職能合同集会とし、情報交換をすることで、お互いの立場の理解も進み、産後ケア事業を行っていくための保健師、助産師、看護師等多職種連携の重要性も再認識されました。
 参加者からは「自分たちの地域こそ必要なケア事業だ」「ぜひうちでも産後ケアを実施したい」などの意見も聞かれ、岩手県全域で格差のない産後ケアシステムの構築に向けて、それぞれの立場でできる支援や取り組みは何か、具体的に考えていく貴重な機会となりました。





護師職能委員会I

現在、お知らせはございません。






護師職能委員会II

現在、お知らせはございません。






お知らせ

現在、お知らせはございません。



バナースペース

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